シグマ 14mm F1.4 L、価格80ドル上昇と納期大幅遅延で新バージョンを再発表

シグマは、生産上のボトルネックと供給問題の解消を目指し、大口径超広角レンズ「Sigma 14mm F1.4 L」の新バージョンを再発表しました。現在、各販売店で予約を受け付けていますが、いくつかの重要な変更点が明らかになっています。

まず、この新バージョンの価格は、従来のモデルから80ドル上昇するとのことです。
そして、最も注目すべきは、製品の入手が2026年3月になる見込みである点です。予約注文から実際の出荷まで、大幅な期間を要することになります。

なお、この新バージョンは、光学性能においては以前のモデルと同一であるとされています。これは、レンズの光学設計に変更はなく、あくまで生産体制の改善と供給安定化のための措置であるとみられています。