Viltrox、ソニーEマウント向け「35mm F1.2 FE AF」を発表 高性能と価格競争力を両立

ViltroxがソニーEマウントユーザー待望の新レンズ、「Viltrox 35mm F1.2 FE AF」を市場に投入し、写真コミュニティで大きな反響を呼んでいます。開放F値1.2という圧倒的な明るさと、高速オートフォーカス機能を兼ね備えながら、非常に競争力のある価格設定を実現。高性能とコストパフォーマンスの両面で、新たなスタンダードを確立する可能性を秘めています。

この新製品は、広角レンズでありながらF1.2という驚異的な開放絞りを実現。これにより、被写体を際立たせる美しいボケ味のポートレート撮影はもちろん、薄暗い環境下での手持ち撮影においても威力を発揮します。希望小売価格は549ドル（約8万5千円）と設定されており、同クラスのレンズと比較して非常に魅力的な価格帯です。

 徹底した光学設計がもたらす卓越した画質

専門機関による詳細なレビューでは、その光学性能の高さが証明されています。開放F1.2から中央部は圧倒的なシャープネスを誇り、さらに絞り込むことで画面の隅々まで均一な解像度を実現。特にF5.6からF8では、細部まで精密に描写します。

F1.2の大口径が生み出すボケ味は、極めて滑らかでクリーミー。被写体を優しく浮かび上がらせ、深みのある表現を可能にします。色収差はほとんど見られず、優れたレンズコーティングにより、厳しい逆光条件下でもゴーストやフレアが効果的に抑制されている点も特筆すべきです。

 高速かつ正確、そして静かなオートフォーカス

オートフォーカス性能もトップクラスと評価されており、静かで迅速なAF駆動が特徴です。ソニー製カメラの瞳AFや動物AFにも高精度に対応し、動きのある被写体や決定的な瞬間も確実に捉えます。静音性にも優れているため、静止画だけでなく動画撮影においても非常に実用的です。

 堅牢なビルドクオリティと高い実用性

レンズ本体は高品質な金属製で、堅牢かつ洗練されたデザインが特徴です。防塵防滴構造が採用されており、悪天候下での撮影にも安心して対応できます。また、クリック感のある絞りリング、AF/MF切り替えスイッチ、カスタマイズ可能なファンクションボタンが搭載され、ユーザーフレンドリーな操作性を提供します。レンズの重さは670gです。

 結論：ソニーEマウントユーザー必見の高性能レンズ

Viltrox 35mm F1.2 FE AFは、卓越した光学性能、信頼性の高い高速オートフォーカス、そして堅牢なビルドクオリティを、驚くべきコストパフォーマンスで提供する魅力的なレンズです。ポートレート、ストリートスナップ、低照度撮影など、多岐にわたる撮影シーンで優れたパフォーマンスを発揮し、ソニーEマウントユーザーにとって、これからのレンズ選びにおける強力な選択肢となることは間違いありません。この価格帯で最高のレンズの一つとして、多くの写真愛好家に強く推奨できる逸品です。