ハッセルブラッド、LiDAR AF搭載の新型中判ミラーレス「X2D II」発表

DJI傘下のハッセルブラッドは、新型中判ミラーレスカメラ「X2D II」を正式に発表しました。本モデルは、革新的な機能として本体にLiDAR（ライダー）オートフォーカスシステムを内蔵しており、ミラーレスカメラとしては初のLiDAR AF搭載モデルとなります。

最大の特長であるLiDAR AFシステムは、高精度な測距と高速な合焦性能が期待されており、中判カメラにおけるオートフォーカスの常識を塗り替える可能性を秘めています。

このLiDAR AF技術は、パナソニックがDJIと提携していることで知られています。そのため、ハッセルブラッド X2D IIでのLiDAR AFの実用化は、将来的にパナソニックのカメラシステムへの同様の技術の搭載を示唆しており、同社ユーザーにとっては大きな期待が寄せられます。もしこのLiDARシステムが期待通りに機能すれば、今後のカメラのオートフォーカス技術全体に大きな影響を与えることになりそうです。