Matthias Dangl氏、ソニーからLumix S1 IIへ移行の理由を明かす

著名なコンテンツクリエイターであるMatthias Dangl氏が、長年愛用してきたソニー製カメラからパナソニックのLumix S1 IIへの乗り換えを発表し、その主な理由を詳細に語りました。Dangl氏が特に強調したのは、以下の2点です。

 1. オープンゲート記録機能（スローモーション対応）

Lumix S1 IIの最大の魅力として挙げられたのが、センサー全体を読み出す「オープンゲート記録」機能です。これにより、撮影後に16:9、4:5、9:16など、あらゆるアスペクト比に柔軟にクロップすることが可能となります。Dangl氏は、YouTube、Instagram、TikTokといった異なるプラットフォーム向けに多角的なコンテンツを制作する上で、この機能が非常に効率的だと評価。スローモーション撮影時にも利用できる点が特に高く評価されており、ソニーのカメラにはこの機能が不足している点を指摘しました。

 2. 肌の色と緑に優れた色彩科学

もう一つの大きな要因は、Lumix S1 IIの「優れた色彩科学」です。特に、肌の色や緑の再現性が高く、Dangl氏はポストプロダクションでの色調整作業が大幅に削減されることを強調。Lumixの色合いが「より自然で心地よい」と感じていると述べています。

これらの機能が、多忙なクリエイターにとって時間と労力の節約に繋がり、より質の高いコンテンツ制作を可能にすると見られています。