シグマ、2025年にAFレンズ9本投入へ – 革新を追求する開発戦略

シグマの山木和人CEOがLensvidのインタビューに応じ、2025年の新製品計画と今後の開発戦略を明らかにした。飽和状態のレンズ市場でイノベーションを追求する同社の姿勢が浮き彫りになった。

2025年にはオートフォーカス対応の新レンズ9本を市場に投入予定だ。具体的には、200mm F2、12mm、17-40mm、300-600mm、135mm F1.4、20-200mmといった単焦点・ズームレンズが挙げられる。さらに、シネズームレンズとして28-105mmと28-45mmの2本も開発中であるという。

同社の研究開発（R&D）チームは、写真家でもあるエンジニアで構成されており、少人数ながら高いモチベーションを維持している。長く勤務するメンバーが多いことで、効率的なレンズ開発を可能にしているという。

山木CEOは、現在のレンズ市場が飽和状態にあると指摘し、競争を勝ち抜くためには「革新」が不可欠であるとの見解を示した。