2025年9月、リコーGR IVが販売首位に躍進 – カメラ業界でペンタックス関連情報も活発化

カメラ情報サイト「PentaxRumors」が発表した2025年9月の人気記事によると、リコーの最新コンパクトデジタルカメラ「GR IV」が、大手家電量販店ヨドバシカメラのコンパクトカメラ部門で販売台数トップに輝き、大きな注目を集めました。発売から6年が経過したソニーの「RX100 VII」よりも安価である点が特筆され、そのコストパフォーマンスが販売好調の要因と見られています。

ペンタックス関連では、ユーザーを対象としたアンケート調査が実施されたほか、サードパーティ製アクセサリーとして、TTArtisanから35mm光学ビューファインダーが49ドル（約7,500円）で発表されるなど、周辺情報も活発です。

レンズアダプター市場では、Fringer製のペンタックス645レンズを富士フイルムGFXボディで使用するためのアダプターが提供開始されました。さらにKiponからは、ペンタックス67レンズをGFXで使用できる0.62倍焦点距離レデューサーアダプター「P67-GFX」がリリースされ、中判カメラユーザーの選択肢を広げています。

また、Pentax/Ricohブランドがこれまでに獲得した数々の受賞歴が改めて紹介され、その歴史と評価が改めて示されました。一方で、日経新聞が発表した2021年から2024年のデジタル一眼レフカメラ（DSLR）出荷台数データでは、ペンタックスの出荷台数が横ばいで推移していることが示され、市場における同社の現状が浮き彫りとなっています。