ハッセルブラッド、中判カメラの新たな地平へ――初のHDR撮影対応機「X2D II 100C」発表

伝統と革新を兼ね備えるカメラメーカー、ハッセルブラッドは、その歴史を通じて写真業界に多大な貢献をしてきました。
同社は、史上初めてカメラを宇宙に送り出した実績を持つほか、フィルム時代にはパノラマ撮影を可能にするデバイスを開発。
近年では、プロフェッショナル向けのデジタル中判カメラを提供し、一枚一枚をじっくりと味わう撮影体験を提案してきました。

中判カメラの性能が既に最高レベルに達していると思われがちですが、ハッセルブラッドは再びその期待を上回る革新をもたらしました。
新たに発表された「X2D II 100C」は、中判カメラとしては史上初めて、エンドツーエンドのハイダイナミックレンジ（HDR）画像撮影に対応します。

この画期的な技術の導入は、今後の写真表現に新たな可能性を切り開くものとして注目されており、同社のさらなる動向に期待が寄せられています。