ニコンが開発中とされる動画志向カメラ「Nikon Zr」に関する新たな詳細情報が浮上し、注目を集めています。情報筋によると、本機はREDの現行モデル、ソニーFX3、ニコンZ30のデザイン要素を融合したような、ペンタプリズムやEVFを排したレンガ型のデザインが特徴とされています。

搭載されるセンサーはニコンZ6 IIIと同等の24MPセンサーを採用する見込みで、REDの技術や機能が多数取り込まれる予定です。非常に大型のLCDスクリーンを備え、6K（intra-frame圧縮）動画記録に対応し、手ブレ補正機能も内蔵されると見られます。記録メディアはSDカードスロットが1基搭載されるようです。

ニコンとREDの連携は以前から強化されており、REDのシネマカメラがZマウントを採用していることからも、Nikon ZrへのRED技術導入は自然な流れとして注目されます。

発表は9月10日にも行われる可能性があるとされており、動画制作市場に新たな選択肢をもたらすものとして期待が高まっています。