富士フイルム、フィリピン生産施設を拡張へ

 循環型製造センター新設で持続可能性を強化

富士フイルムビジネスイノベーションは、フィリピン・ラグナ州にある既存の生産施設を拡張し、新たに「サーキュラーマニュファクチュアリングセンター」を設立すると発表しました。

この新設されるセンターは、使用済みの多機能複合機（MFP）の再製造（リマニュファクチャリング）に特化します。これにより、資源の有効活用を促進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。

富士フイルムは2013年に同国で初のレンズ製造施設を開設し、2015会計年度には年間1800万本のレンズ生産を目標としていました。今回の施設拡張は、環境負荷の低減に向けた同社の取り組みをさらに強化するものです。