カメラ専門家が提言「一眼レフは過去の遺物、AF性能は数年停滞」

長年にわたりカメラのレビューを手がけるある専門家が、自身が最後にレビューしたニコンD850を例に挙げ、もはやデジタル一眼レフカメラ（DSLR）には関心がないと明言しています。

彼は過去のレビューで「DSLRは素晴らしい画像生成デバイスと認めつつも、個人的にはもう乗り越えた」と述べ、中判センサーを搭載したモデルでなければ興味はないとまで言い切っていました。

そして、その専門家が今回発表した最新の見解は、現代のオートフォーカス（AF）性能に関するものです。それは、「現代のオートフォーカス（AF）性能は、おそらく2017年以降、全く向上していない」というものです。

彼は、数多くのカメラをテストし、経験豊富なスタッフによる検証作業も監督する立場から、この主張を展開します。AF性能が向上したように見えるのは、ここ数年で本格的に撮影を始めたレビュー担当者が増えたためであり、実際にはAFはかつてないほど停滞している、と述べています。その根拠について、彼はさらに解説するとしています。