ニューヨーク市は、その独特の雰囲気と人を惹きつける力で、世界中の都市の中でもひときわ異彩を放っています。まるで誰もが「主役」になったかのような気分を味わわせてくれる場所は、世界広しといえどもニューヨークの右に出るものはないでしょう。

この街のそうした神秘性や魅力を捉え、見事に表現してきたのが、著名な写真家であり作家でもあるブランドン・スタントン氏です。

彼は、ニューヨークに暮らす人々の物語に焦点を当てた作品で、これまでにニューヨーク・タイムズのベストセラーを4作も世に送り出してきました。そのスタントン氏の最新作となるのが、『ディア・ニューヨーク』（Dear New York）です。

この作品は、ニューヨークを彩る多様な人々の物語と写真をまとめた珠玉の一冊となっています。